来月行く旅行のために持っていく道具を点検していたんですが、オリンパスのXZ-1という10年くらい前に買ったカメラが故障していました。
電源を入れてもレンズが出たり入ったりして、シャッターを押しても反応せずに、やがて電源が落ちるという症状です。
けっこうお気に入りのカメラで、オプションパーツなんかもいくつか買ったり、水中撮影できるようにカメラ本体より高いハウジングを買ったりもしていたのですが。
すでに生産終了してメーカー修理も終了している型番で、上記の症状を直すためのパーツもすでにないないようで修理できないそうです。
家電やゲームの修理は比較的得意な方なので自分で直す方法も調べてみましたが、故障個所はある程度特定できたものの、それを直すには結局は動作品を用意するしかないようです。
愛着のある品なのでヤフオクで探していますが、メーカーさんもカメラのパーツくらいは発売後10年くらいの間は用意してほしいものです。今後、この会社のカメラを買う可能性が限りなくゼロに近づいたことは否めません。
FOMC通過
手口や部門別売買状況なんかの勉強、FOMCや日銀なんかの政策の勉強を始めて3か月くらい経ちました。
誰もここが間違ってるとかこの考え方はおかしいとか指摘してくれる人がいないので合ってるとか間違ってるとか全然わかりませんが、毎週やってたらそのうち見えてくるものもあるだろうと思ってやっております。読まれる方も初心者の戯言だと思って、盲目的に信じることのないようにお願いします。
特に自分の考える方向性(買い有利とか売り有利とか)と、だれかの予測(私の予測に限らず)の方向性が合っていると、逆にいった時に意固地になってしまうものです。予想や情報は知らないことの補完として使って、「だから上がる・下がる」の部分は自分で考えるほうが良いと思います。
先週の日曜日は26800を割るまではやや強気、割ったら弱気という予想をしました。
月曜日26800まで下げ、火曜の朝には26300くらいになりました。
この時点で考えなおしました。
3日で2000円の下げ。下がるにしても中途の利上げ懸念という悪材料だけでの下げとしてはオーバーシュートし過ぎている。そう考えたので下げどまったところから買い向かうという方針で、この日は勝つことができました。
翌日水曜も下げでした。
5月のFOMCを思い出してください。
通過前までずっと下げて総悲観に近い状況でした。それがFOMC通過後に大きく上げました。
さらに翌日、前日の上げを帳消しにするような大きな下げとなりました。昨日あんなに上げたのに何故?アメリカ人の考えることはわからない。当時のブログにそんなことを書いたのを記憶しています。
最初に上げた理由はFOMCの内容が良かったから?そんなことはありませんでした。ただ、しばらくの不安材料がなくなったから上げたのです。そして、よく考えたら上げる要素はなにもないぞと気が付いて再び下げたのです。(もしかするとFOMCまで売り優勢と考えてショートしていた分のショートカバーが入ったのかもしれませんが)
いうなれば中間テストが終わったから遊びに行った。でもよく考えたらテスト全然できなかったことに気が付いたから再び勉強を始めたという感じです。
この流れをしっかりと覚えていたので、わたしは水曜の引けに少しだけショートを入れました。
前回と同じなら木曜からショートをすればいいのですが、そもそも木曜日に一旦上げるということ自体が起こるかどうかわかりませんでした。
今回の下落の流れとしては
大方の予想を裏切ってCPIが上がっていたことによって、利上げ幅は0.5%予想が7割程度だったのが、一気に0.75%予想が9割になるという状況です。
FOMCの立場としては利上げはしていきたいが市場に与えるインパクトは減らしたいところです。
そして、これだけ市場が0.75%を織り込んでいたら、そのインパクトはすでに吸収済みでほとんどないと考えるのではないかと思いました。よって0.75%の利上げはほぼ確実だとわたしは考えました。
利上げ0.5%の場合は大きく上げるでしょう。
0.75%の場合、一旦上げてから下げるか、これから上げる理由がないと考えて最初から下げるか、どちらかだと考えました。
この選択で、最初から下げるというのを選択したのですが、市場はもっと単純に動くんですね。そのことは勉強になりました。
手口
いつもは部門別売買状況ですが、情報が1週間遅れるので、今回は先物の手口状況を使って考えてみたいと思います。
見方としては、折れ線グラフは日経平均先物で、棒グラフは建玉残高になります。
建玉の計算は各限月の買いポジションを加算・売りポジションを減算したものになりますが、ミニは1/10で計算しています。
たとえば6/13の日本機関は16000程度の売り玉を持っていますが、翌日に8000程度まで減っています。建玉ポジションとしては売り優勢だが、この日は買いポジションを取ったということがわかります。
以前から言っているように、日本の機関ではなく、外資機関のポジション取りで日経は上下します。
現状では外資は売りポジションに入りましたので、ややショート有利な状況かもしれません。
外資はアメリカと欧州の合算値で算出していますが、分解すると上記のようなグラフになります。
欧州はずっとショートポジションで踏まれ続けていたんですね。そして日経が上がっていく中で損切をしていった。6/10には大きく買いポジションとなっています。この欧州のショートの損切もあって日経の上げは加速したのかもしれません。
逆にアメリカは大きく買い越していたものの、6/10を境に一気にポジションを減らしています。
これにより先物も大きく下げることになりました。欧州勢もせっかく取った買いポジションを数日遅れで売りポジションにさせられてます。デイトレだったらマウスを投げたくなるようなポジションですね。
そして気になるのが6/17のアメリカのポジションです。
6/14から売りポジが増えていったのが、ここにきてノーポジに近い状況です。
そもそも売りポジションもそんなに大きく作っていませんでした。
ここから売りポジションを増やしていくにしても現状では欧州よりもポジションが少なく、先に利確仕掛けられたら不利ですよね。
むしろ、踏んだり蹴ったりの欧州が売りポジションになった今、買いポジションに転じれば欧州の売り玉を再び踏めて美味しいと考える可能性まであるかもしれません。
このあたりの攻防は、もちろん世界経済の状況もあるのでマネーゲームだけで結論がでるものではありませんが、シンプルに下げ一択と考えると、踏まれた時に大変です。
来週どうなるかは、予想を出すことでさえも現時点での私の能力ではできませんが、
今後のアメリカのポジション取りを注視しつつ、どっちにいくパターンもあるぞと思ってトレードしたいと思います。
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