昨日のトレード
主な勝利銘柄
百貨店
主な敗北銘柄
トリドール S 金子眼鏡 S
トータル 負け
トリドールは欲をかきすぎて含み益を溶かした上に損切できずに負けました。金子眼鏡はなんで上がったかわからず。この会社はインバウンド需要が大きいので百貨店月次からすれば買える要素はないと思うんですが、視聴率が低くい信用銘柄はよくわからないですね。
考え方はあってたのにトレードでうまくいかない日が2日続いてメンタルがしんどいです。もう少しほどほどのところで利確した方がいいのでしょうか。毎回泡沫になっています
個別銘柄考察
ゴールドウィンについての考察をしたいと思います。
着地はNS1323 OP219でした。 これは事前に修正があったので特にネガポジの主要素にはなりません。また、韓国ヨンゴンが好調だということも修正時にわかっていました
そして場中決算
会社ガイダンスはNS1405 OP259でした
各社の予想は
NS1380-1450あたり OP230-250 という感じでした。
しかしこの数値は個人的にはかなり低く見積もっているなという感じ。というのも25期は45億の一過性の費用があったからです。
また、前回中計として2023年5月に2026年はNS1490 OP268という計画をたてていましたし、新中計2024年7月に立てた新中計は5ヵ年計画で、下のような計画です。
25期は2025/3/25の修正計画を記載しています。29期の計画は確定で、そこから真ん中の部分を無理のないようにわたしが予想で作っています。
25期のOP計画は210億で、26期が261億となるとずいぶんと大きな成長のように思えますが、25期は一過性の費用が45億かかっています。なのでそれを加味すると、そんなに無理のない計画です。
コンセンサスはだいたいOP245くらいでしたが、これだと一過性の費用を除けば減益計画ということになるので、さすがにちょっと低すぎやしないかという感じです。ゴールドウインは相互関税の影響も受けにくいですし。
なのでわたしの予想は26期 NS1450 OP261でした。（これくらいなら中計から大きくずれない）
場中に発表された時、すぐに買いにいかなかったのですが、なぜなら自分の予想に少し届いてなかったからです。
ですが、株価は大きく上がりました。決算前の株価からは10％近い上昇です。
セルサイドコンセンサスを大きく上振れていたからだと思います。
翌日、ゴールドウィンはストップ安気配でした。わたしはさすがに売られすぎだと思ってPTSで買いました。気配は嘘ではなく8300くらいからスタートしました。9％DDスタートです。
なぜこれだけ売られたのか？
おそらく場中決算ではすぐに判断ができない部分のネガティブがあったのだと思います。
これまで説明した「セルサイドコンセンサスが低すぎる」というのも1点
もう1点は韓国ヤンゴンの存在です
ヤンゴンは持分法適用株会社で、営業利益には直接反映されません。
営業外収益として経常利益に反映されます。
PL上では持分法による投資利益として84億計上されています。
実は3/25に発表された修正時には経常利益は259→320億でした。理由は持分法適用会社、つまりは韓国ヤンゴンの利益が増加したからでした。
決算書では経常利益は308億となっていて12億減少しています。
僕は修正によってヤンゴンの利益は100億近くあるのかと思っていたのでこれは少々話が違うぞとなりました。
決算説明会資料をみると、ヤンゴンはNS1兆ウォン越えとあります。
前年が9613億ウォンで今年はおそらく10164億ウォンくらい。なのに営業外利益はほぼ同じ。
12月あたりから韓国ウォンは多少下落しますが、ヤンゴンは12月決算なのでそこまで影響はありません。為替は前年とそこまで差はないはずです。
良く見ると折れ線グラフの営業利益率が下がっています。前年は25.2％あった営業利益率が21-22％くらいに落ち込んでいます。
これは懸念材料となるのではないでしょうか？
でも持分会社だったら会社にそんなに影響なくない？と思うかもしれません。
実はそんなことはなくて、ゴールドウィンの利益の大きな軸になっているのです。
24期はOP238億、韓国84億で経常利益326億でした。（その他4億プラス）
25期はOP219億 韓国84億で経常利益308億でした。（その他5億プラス）
26期のガイダンスはOP259億で経常利益339億。その他5億プラスとすると韓国は75億くらい。減益計画です。
成長ドライバかつ利益の25％程度を占める韓国の営業利益率ダウン着地、なおかつ減益予想は懸念材料だと思うのです。
これがゴールドウィンが翌日に大幅GDした理由の一つだと思います。
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