麻雀、今回は大苦戦中です。優勝に届きそうなボーダーが高すぎてちょっと無理をしてしまっている感じです。
ここからは残り時間的に優勝は厳しそうなので無理をせずいつもどおりコツコツいきたいと思います。
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本日の取引
11:30時点
シストレ 0銘柄
スイング 1銘柄
含み +0.46%(11/24-) メモ LC2350
中長期 1銘柄
含み +16.7%(10/6-)
スイング用に1銘柄買いました。
シストレは注文は入れてましたが大きな成行だった為に逆指値がおいてかれました。
買えてない株ほど上がるものですね。11時時点で予定エントリーから4%オーバーです。
本日の麻雀
うり坊さんが「これをすれば勝てる」よりも「これをしたら負ける」の方が参考になると仰っていました。
これは確かにそのとおりで、「勝つためのテクニック」をどれだけ知っているかよりも「負けないための常識」をどれだけできているかの方が大事です。一つの技術よりも一つの悪手の方が絶対値が大きいのです。
というわけで今回は、初級者から中級者が陥りがちな麻雀やってはいけないを紹介したいと思います。
5位:一発消し
敵のリーチは一発を消した方が点が安くなる。たしかにそのとおりなのですが、これには落とし穴があります。
リーチだから鳴くということはリーチでなければ鳴かないはずです。なのであればこの鳴きは本意ではないことがわかります。本当は鳴くつもりのない牌をわざわざ鳴いているということは損をしているのです。
一発消しの鳴きをした時点で、「リーチ者と自分が損」という状況になるので相対的に残りの2名が得をする図式になります。
一発消しというのは人身御供、みんなの盾になっているのです。
もちろん、「この手はもう絶対にアガれないぞ」「鳴いたあとも安パイが十分にあるから絶対に放銃することはない」という状況ならば一発を消したほうがいいかもしれません。
しかし、その判断は非常に難しく中途半端な一発消しは損になる場合が多いです。よほど腕に自信があって状況判断を間違えない自信があれば別ですが、そうでないのなら一発を消すための鳴きはやめておいた方が無難です。
4位:弱気なリーチ
3メンチャンなので普通なら6sを切ってリーチをすると思います。
でも親のリーチがかかっていて、3sは通っているのですが6sは無筋だとしましょう。
こういう状況の時に3sを切ってリーチをするというのは悪手そのものです。よほど自分の読みに絶対の自信を持っているのなら3s切リーチも良いでしょう。ですが、ただ通っていなくて怖いからという理由で3メンチャンを捨てるのはおかしな発想です。だってこれから親とリーチ合戦をしようというのです。今この瞬間のリスクは取れないけどリーチをした後に負けるリスクの増大は受け入れるというのは変ですよね。
なお、絶対に振り込みたくないから3sを切ってダマテンにする、という発想はOKです。
上の牌姿で36mを6枚も使っている。さすがに相手のリーチには36mは絶対に切れない、だからソーズを切ってリーチだ。というような読みと心中するような考えも悪手です。
たしかに6枚持ちは危険ですが、読みなんてそんなに当たるものではないです。麻雀には入り目というものがあるので、読みの精度が高い人でもせいぜい3割くらいのものです。読みが外れていた時、4や5s単騎でのリーチなんて飛んで火にいる夏の虫ですよね。相当の自信がなければ読みにはこだわらないほうが良いです。
3位:手役にこだわる
上の牌姿、5mを引くことができれば三色になるのでダマテンにする。というのは現代麻雀においては悪手です。
いつ変わるかわからない手役の強さよりも、リーチ、一発、裏ドラの方が遥かに強いからです。
では上のような牌姿だったら?これなら5mと2sと二つも変化があるから待った方が良いのでは?と思うかもしれません。
これもリーチで良いでしょう。というのも仮に2sを引いたとしても、最終的に2pでアガれるかどうかは1/2です。変化させて、さらに高めでアガる、という二段階の壁を越えるよりは今すぐできるリーチを打って一発や裏ドラを狙った方が効率が良いです。
2位:ロンあがり重視する
7sを切れば素直にリャンメンリーチです。でも実は捨て牌に4sと6pがあります。こんな時、ひっかけリーチの方が有効なのでは?という考えが思いつくかもしれません。
ロンあがりできそうだからと待ちの枚数を減らしてリーチをするのは策士策に溺れるになりがちです。
そもそも相手がリーチに対してオリてくれるかなんてわかりません。まっすぐ向かってくるかもしれないですよね。すぐに追っかけリーチが入って、そのリーチは4-7sや6-9pが危険牌かもしれません。
それに回数を重ねるとなんだかんだで待ちが多い方が勝つようになっています。ツモの分の1ハンもお得です。待ちを悪くすることで大幅に点数がアガるのであれば話は別ですが、ただロンあがりを狙うためにわざわざ待ちの枚数を減らすのは基本的には悪手でしょう。
1位:ダマテンが好き
せっかくテンパイしたのだから絶対にアガりたい。その気持ちは痛いほどわかります。それに麻雀でアガることは攻撃にして最大の防御でもあります。なにせ自分の点棒が減らないのですから。
麻雀を覚えてくるとダマテンを使いこなしたくなるものですが、これは悪手になることが多いです。
何故かというと、リーチ役があまりにも強すぎるからです。
リーチは1ハンアップするだけでなく裏ドラ率が20-30%あることやツモ率向上、一発率(両面リーチの場合7%程度)あります。他の手役などと比べるとゲームバランスぶっ壊れ最強武器なのです。
ダマテンは手が入っていない人に対しては有効ですが、そうでない場合は不利ですよね。なんせまっすぐ向かってくるわけで、そうなると今度は自分が攻撃される番です。ですが先にリーチを打っておくと相手もそう簡単に前にでるわけにはいきませんので足止め効果があるのです。
リーチをかけたら全員にオリられたからダマにすべきだった?
そんなことはありません。リーチをかけることで全員を降ろし、ノーリスクでアガるチャンスを得たわけです。今回はたまたまアガりに繋がらなかっただけで、とてもノーリスクハイリターンの大きな期待値を手にしたのです。
もちろんすべてをリーチしろと言ってるのではありません。ダマテンが有効なシーンもあります。リーチすべきかダマテンにすべきか迷った時はリーチをした方がいいという意味と捉えてください。
番外編:大ミンカン
再三言ってるので番外編とさせていただきます。
これは今回の大会ではほとんど見かけなくなりました。わたしの経験上、大ミンカンが可能な状況が100回あったとして、大ミンカンをした方が有利な状況というのは1回あるかないかです。
今回は大ミンカンがダメな理由をいくつか書きたいと思います。
自分の手牌が短くなる(放銃リスクがあがる、手牌構成がバレる)
メンゼンからの大ミンカンの場合、リーチをかけられなくなる
他者がリーチ中の場合、大ミンカンをすることで他者に追い風になる(これは普通のカンでも同じ)
大ミンカンはほとんど使い道がないのが現状です。
番外編:調子の良し悪しで打ち方が変わる
麻雀にはツイている時とツイてない時があります。どんなに強くても運不運はあります。
仕事柄これまでに1万人くらいの雀士を見てきましたが、ツキが良かったり普通だったりする時はそれなりに良い打ち方をしているのに、不運がつづいたり負けが重なると打ち方が雑になる雀士で勝ちづづけている人を見たことがありません。
毎日打っているとかならず調子の波はできるのですが、下波の時に必ず大きく負け越してしまうからです。
こういう方の特徴として、「性格的にアツくなりやすい」「対戦相手をナメている」という傾向があります。特に対戦相手を下に見てしまうと「なんでこんなヘタクソに負けなければならないんだ」という感情がでてきて、雑な麻雀に繋がります。思い当たる節のある方は、まずは対戦相手をリスペクトする気持ちを持つように心がけましょう。
いつもは狙わない染め手や無理な押しが増えているなと思ったら少し休憩すると良いですよ。負けた時こそすぐに予約ボタンを押したくなる人は要注意です。
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