ダニエルカーネマンという方をご存じでしょうか?
プロスペクト理論で有名な方です。
この方の考え方として、人間はシステム1とシステム2という2つの思考方法を持っています。
システム1は早い思考で、例えば目の前にコップがあることを認識するとか、2+2の答えとか、厚いヤカンを触った時にすぐに手を引っ込めるとか、いちいち考えることなく瞬時に判断する思考です。
システム2は遅い思考です。複雑な計算だとか、推理小説の犯人を考えるとか、エントリー位置を考えるとか、時間をかける思考です。
上の画像は有名な錯覚です。
システム1的にはこれが動いて見えると思いますが、知識としてこれが錯覚だと知っているのでシステム2が否定してくれていると思います。
株の損切も同じようなものです。システム1としては切りたくないという感情になるのですが、ある程度鍛錬をするとシステム2が損切の命令をしてくれます。
トレードは人間の感情のまま(システム1のまま)にやると延々と減っていくようにできています。なのでシステム2を鍛えて、システム1が良いトレードの邪魔をするのを制してあげないといけないのです。
本日の取引
メルカリは上の日足のラインを割らないレベルでストップしてくれるのを期待して指値を入れたところ、わずか1円届かずでした。仕方がないので、2番底狙いで少しだけ指値を入れて待機したところ、刺さってくれて+16円とれました。
他にはVWAPあたりで揉んだところで入って取れたりなどしましたが、最後に少しだけやられました。(日足的に底値圏で下髭っぽい雰囲気だったので大引けチャレンジで失敗しました)
エーザイはこまかく取れていたのですが、後場の爆上げの5秒くらい前にショートでエントリーしていてブチ食らいました。
その後、ある程度下がってきたところで今度は買いでエントリーするものの損切、結局この2つのトレードで53円やられてしまい、トータル-33円となってしまいました。
最初の爆上げを食らったのは仕方がないと思いますが、その上げで方向感がわからなくなったのでドテン買いは余計だったかもしれません。
スノーピークは決算で大幅GUでした。
!マークのところに寄り前に指値を入れていましたが、まさか刺さるとは思わず。
これは結構いい位置で買えたと思って買い増しをしていたのですが、結局損切に。
実は後場寄りで逃げることができたのですが、GU気配だったのでリバ狙うも不発でした。2150-2170で4枚買って前場の安値を割る前に投げ。10-22ティックやられて-5700円でした。
これはどうすべきだったのでしょうか?
まず、問題は決算銘柄だったことかと思います。
次に買い増しがやりすぎだったでしょうか?
ナンピンの方がよかったのか。
ナンピンだと前日安値付近で買い増しでしょうか。その後も25円下げているので、損切になっていそうです。
下がっている銘柄に逆張りで入ると、どうしても一時的に含み損になってしまいます。
うまく底で買えればラッキーですが、ある程度はナンピン前提でやらなければ損切ばかりになったり同値撤退が増えて、リスクリワードが合わなくなりそうです。
かといってナンピンしても損切ラインまでにリバが来る保証もありません。
やはり逆張りは難しいのでしょうか
今日もキャンバスのショートで大きくやられました。
とはいっても幾多の損切で少しずつやられた感じです。その分だけは偉いかもしれませんが、冷静にン考えると高値圏。
前日高値を抜けれなくて上髭をつけたのでショートで入りましたが、うまくいきませんでした。
これはかなり悪いトレードでした。たしかに分足だけみると、前日高値を抜けてすぐに反転しているのでショートが有利に見えなくもないです。実際に大きく売られる展開もあったかもしれません。
しかし、日足をみると緩やかな上昇を続けています。
昨日のギックスのように、5日線を割り込んで陰線をつけている最中だったらまだマシかもしれませんが、上髭かなーくらいの陰線だったら無理する必要がなかったと思います。
やはり、まずは日足的には順張りに入らなければならないと思います。
そんな中で、分足のトレンドが上にいくか下にいくかというのは難しいところですが、上にいくかもしれないようなところで入ったり、上昇トレンドの小さな押しを拾っていかなければならないと思います。
かなり迷走してきました。
やはり以前に付けていた、「トレード評価」(自分がやったトレード内容が良いかどうかをリアルタイムで丸を付けていく)を再度やろうと思います。
見返すとダメだなあということが多いので、トレード毎に振り返るようにしたいと思います。
本日の収支
-16150
今月-86010
コメント