今日が祝日と知らず、相場に参加する気満々でした。
早起きしてしまったので、決算の勉強をやりつつ、昨日の問題の解答づくりをしていました。
今回は解説が短くなる予定だったのですが、予想外に長くなってしまったので、暇な時にみるか、まとめだけをさっと見てもいいと思います。
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本日の麻雀
昨日の問題
東1局 親番 第一打で何を切るか？（字牌の切り順）
という問題でした。
こういった問題をやる前の基礎知識として、問題の意図を読み取るというのがあります。
今回の場合、東1局というのは点数が動いていない状況。これはつまり好きに打ってよいという意味です。
なので配牌の良い悪いはさておいて、今回は素直にアガリに向かうための一打を選んでいただくということになります。（点数状況や局の進行状況が違えば問題の意図も変わってきます）
さて、字牌を見てみると大きく２つに分類されます。
役の付く牌である
とそれ以外です。
さて、字牌を考える上で選択の基準にとりいれたいのは以下になります。
１．自分にとって必要かかどうか
２．鳴かれてもいいのかどうか。
まず１を考えて、そのあとで２を考えます。
今回の場合、配牌から想像できる役が役牌以外ありませんので、は取っておきたいなあという感じですね。なので、先に切るのは残りの南西北になります。
さらに、は２ハン貰える特別な牌で、親の手づくりの中でもかなり重要な牌となるので最後まで取っておきたいところです。早く切って、他家を楽にさせるのも気になります
というわけで、切る順番としては、南西北の役の付かない牌を切ったあとは、を切ってからになります。（もちろん巡目が進んで見えてる枚数に変化があった場合は柔軟に対応します）
次は２の「鳴かれてもいいのか」どうかです。
なるべく鳴かれたくないなあという時にわざと字牌を切らないようにして手を進行させる「シボリ」という技術があります。名前は知らなくても自分でやっていたり、やられたりしたことがあると思います。
「鳴かれてもいいのかどうか」に関しては、このシボリという行為の理解が非常に重要になってきます。
このシボリをなんとなくやっていて、逆効果を生んでしまっている雀士は非常に多いです。
結論から言うと、字牌はシボればシボるほど鳴かれやすくなります。
とうぜん最後まで切らないのであれば非常に効果的ですが、そういうシチュエーションも少なく、結局は中盤あたりで切ってしまうことが多いかと思います。これは一番鳴かれやすい頃合いです。
なので、最初からアガりたいという気持ちが強いのであれば、不要な字牌は先に処理すべきなのです。
ではなぜシボる雀士がいるのか？
それは、アガりたい気持ちよりも、鳴かれる方が嫌＝非常に保守的な手牌をもらっている。という人がシボる傾向にあります。
なので、自分が子の時、第一打に東を切るという戦法もしばしば使われます。第一打で鳴かれたら最悪だけど、一番鳴かれる確率が低い時に切っておくということですね。（第一打にダブ東が鳴かれる確率は５％未満だそうです）
問題に戻ります
残りの牌はすべてオタ風（自分にとって役が付かない字牌）ですよね。
先ほど話した鳴かれる確率は後になればなるほど上がるので、鳴かれたくない人の風を先に切りたいですよね。
鳴かれたくない人って誰でしょう？中々難しい問題ですが、こう考えると少しシンプルになります。
「鳴かれたくない人の牌を先に切る」の対偶は「鳴かれると嬉しい人の牌を最後に切る」
となります。
では鳴かれると嬉しい人というと、相手の点数が同じで手牌がわからないという3人とも平等な状況なので、ポンが発生した時にどうなるかということを考えると
を鳴かせると、他の二人を1回休みにできるのです。
というわけで、切る順番は、
の順番が個人的には良いと考えています。
（もちろん、点数状況だったり鳴きが入ったりすると一気に変わります）
まとめ
自分にとって必要かどうかを考える。必要だったら後に残す。
不要だった場合、自分のアガりを優先させたいときは一番鳴かれたくない牌を先に切る＝鳴かれてもいいものを後に切る。
シボればシボるほど鳴かれやすくなる
上家（向かって左）に鳴かれると早くツモ番が回ってくる
本日の問題
今日は趣向を変えてクイズを出します。
お盆なので、答えは14日になります。
第一問
どれを切っても役満になる14枚の手牌を考えてください。
注１：アガり形ではないです 注２：役満の種類は2種類あります
第二問
どの牌を引いても必ずテンパイになる1シャンテン形を考えてください。
第三問
4人の待ちが全員
待ちでした。4人の手牌を考えてください
※今回の問題はリプ欄で答えがわかると解いていない人に迷惑がかかるので、返信の際は答えは書かずでお願いします。DMでの解答は歓迎します。
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