電視格闘録 クドウ

最近、43インチの大画面4Kモニターを導入しました。

それまでは27インチのWQHDを2枚とHDの22インチを1枚使っていました。

4Kモニター、すごく・・・大きいです

けれども、これを購入したことにより、様々な戦いが待っておりました。

戦いその1 モニターのメーカー選び

購入したのはphilipsのBDM4350という機種です。

これを選んだ理由ですが、価格が安くてアンチグレアだったからです。

現在使っている27インチのBenQのモニターもアンチグレアで、テレビなどと違って反射がほとんどありません。パソコンは近くで見るので、このアンチグレア(ノングレアとも言う)がけっこう大事なのです。

「4Kモニター 43インチ アンチグレア」で絞るとほとんど機種がありません。

本命機種は43UD79(最新は43UN700)というLGのモデルでした。この製品はわたしが尊敬するトレーダーのいんげんさんも使っているので安パイです。なので本当はこれが欲しかったのです。

そしてそのLGのモニターを安くで探していたのですが、なかなかほしい価格ではみつからず、そうこうしているうちに件のphilipsのモニターを安価で見つけてしまったのです。

すぐに購入。到着を待ちわびました。

設置。

めちゃくちゃ反射している。

なんか変なおじさんがモニターに映ってる。

おかしい。もしかして別のモニターが届いたのだろうかと疑いました。あるいは夢?

ところがどっこい!!夢じゃありません、これが現実!

一条が無情にも伝えるのは価格コムのレビュー。

一度は別のモニターを買ってこのモニターは売ってしまおうかとも考えました。けれども結局は液晶にアンチグレアのフィルムを貼るという荒業でなんとか切り抜けました。このフィルム代だけで5000円以上の出費。

Bitly

グラボとの闘い

なんとか反射との闘いを終えたクドウ。次に待ち受けていたのはグラフィックボードの性能でした。

現在つけているグラボはgt710-4h-sl-2gd5というグラボでHDMIが4個もついているもの。

性能は最低限だけど、モニターをたくさん使えるうえに7000円くらいで買えるのでデイトレーダーも使っている方が多いと思います

Amazon.co.jp

このグラボは4K対応なのですが・・・ (注:GT730という最新機種がでていましたのでリンクはそちらにしています。性能は大差なさそう)

なんとリフレッシュレートを30Hzで使わないと、文字がにじんでしまうことが判明しました。

リフレッシュレートというのは1秒間に何回画面を切り替えるかの数字で、通常は60になります。半分の30秒ということはかなりもっさりした動きになってしまいます。

というか30Hzにしても文字がけっこう見にくいし。これはなんとかしないといけません。

CPUのオンボードで表示できるという説もあるのですが、CPUの価格をケチってしまったのでグラフィック表示はできません。

高スペックでHDMIがたくさん刺せるグラボはめちゃめちゃ高い。しかも現在は空前の半導体不足でグラボの価格が通常よりも高騰中。

なんとか安くで済ませたいクドウがとった手段は・・・

「グラボ2枚差し」

新しいグラボに4Kモニター、既存のグラボに27インチモニター2枚という構成を考えたのです。

というわけでグラボを探したところ、GT1030というグラボを見つけました。こいつは4Kモニターに使える上に、価格も安いのでぴったりだと思いました。(ちなみにGT1030にはDDR4搭載とDDR5搭載の2種類があるらしく、DDR4搭載の方はスペックが大幅に落ちる地雷グラボらしいので気を付けてください)

Bitly

グラボのドライバ問題

GT1030を手に入れたクドウ。早速パソコンにセットします。

ウイーン、起動。描写。うんきれい。ええ感じや。さっそくXVIDEOでも見ようか。

と思い、インターネットを起動したところ、動かない。

理由は不明だけどもインターネットが使えなくなってしまう事件。

色々いじっていると、新しいグラボを一度外してみるとインターネットが使えるようになりました。

そして気が付いたのが、GT1030のドライバをインストールし忘れていたこと。

早速インストールして、グラボを差しました。

今度は27インチ2枚の方が映らない・・・。

GT1030のドライバをインストールしたところ、古いGT710のドライバがアンインストールされてしまい、既存のディスプレイに映すことができなくなってしまったのです。

これも調べてみると、「別々のグラボを差す場合は同じドライバが使えるグラボでないとダメです」という記載を発見しました。

うーん。あかんのか。詰んだ。

と思ったのですが、よくよく思い出してみると、一番最初にグラボを差した時、インターネットこそ使えなくなってしまったが、すべてのモニターは使えていました。

プロパティにもそれぞれのグラボが表示されていたのも確認済。

不可能ではないのではなかろうか?と気が付いき、さっそくドライバのダウンロードサイトにアクセス。

GT1030とGT710のドライバを見比べました。

すると少し前のドライバにおいては共通であったことが判明。それをインストールしてみました。

ポチ、キュイーン。ジジジジジ。

なんということでしょう。これまでどちらかしか使用できなかったグラボが両方使えるようになりました。

インターネットも問題なく使用できる匠の仕事っぷり。

4Kモニターの購入を考えている人はよかったら参考にしてください。

まとめ

・GT710で4Kモニターはきつい

・philipsのモニターはアンチグレアと呼べるシロモノじゃない

・GT710とGT1030は古いドライバを使えば同時使用可能

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